En Liège(アン リエージュ)とは

En Liège(アン リエージュ)とはフランス語で「コルクでできた」を意味します。名前に素材名を冠したのは、偶然ではありません。私たちにとって、コルクは選択肢のひとつではなく、存在理由そのものです。

コルクの樹皮は、木を傷めることなく9年に一度だけ収穫されます。伐採を必要とせず、剥がすたびに樹皮が再生し、木はむしろ長く生き続ける。ひとつのアイテムをつくるために、森が豊かになる素材が、この世界に存在します。

コルクでできたバッグと財布

四方よし
現代のものづくりへの、私たちの答え

江戸時代の近江商人は「三方よし」という商いの哲学を持っていました。売り手よし、買い手よし、世間よし——取引に関わるすべての人が幸せであることが、長く続くビジネスの本質だという考え方です。

En Liège はそこに、もうひとつの「よし」を加えます。職人よし。製品をつくる人の労働環境と誇りもまた、私たちの責任のうちです。

売り手よし——信念を持って選んだ素材を、正直な価格で届ける。

買い手よし——上質な手触りと防水性、使うほど育つ質感。

世間よし——森を傷めず、動物を使わず、循環する素材だけを。

職人よし——工賃と作業時間は職人自身が決める。

四方すべてが満たされて、はじめて製品と呼ぶ。それが En Liège の、ものづくりの基準です。

環境に配慮したコルクレザー

仙台・宮城・東北
職人が、仕上げる

En Liège の製品はすべて、東北の職人の手によって日本国内で製造されます。「Made in Japan」という言葉の背後には、顔の見える職人と、訪れたことのある工房があります。

私たちが委託先を選ぶとき、価格より先に問うのは「どんな仕事をしている人か」です。直接工房を訪ね、話し、仕事を見てから依頼する。一日に仕上げられるバッグがわずか5個であることは、制約ではなく品質の証明です。

各パーツは独立した複数の工房が分担し、工賃・作業時間は職人自身が決定します。発注者が価格を押し下げることは、即座に取引拒否を意味します。これは美談ではなく、構造として機能している誠実さです。

東北の職人によるMade in Japanのものづくり

持続可能な素材が、
地域経済を持続させる

「サステナブル」という言葉は、地球環境だけを指すのではないと私たちは考えます。丁寧な仕事が正当に評価される地域。職人が誇りを持って働き続けられる産地。経済もまた、持続されなければならない。

En Liège のものづくりを通して、仙台・宮城・東北の技術と雇用が次の世代へつながる——それは副産物ではなく、私たちが意図して設計していることです。循環するコルクの森と、循環する地域経済。二つのサステナビリティが重なるところに、このブランドは立っています。

ポルトガルの森から東北の職人へ、二つの持続可能性

あなたにも、環境にも優しい商品

En Liège のアイテムは、環境活動家のためのものではありません。上質なものを静かに選びとる眼を持つ人のための、日常の中の確かな選択肢です。

手触りは滑らかで、防水性に優れ、使い込むほどに味が出る。動物性素材を一切含まず、ヴィーガンの方にも安心してお使いいただけます。機能として完成しており、それが結果として地球と地域に還元される。見えないものを見る人が選ぶ——それが、En Liège です。